8/15 今日の探偵日記
- Takeyoshi Ichikawa
- 2018年8月15日
- 読了時間: 2分
アメブロ過去投稿からの転載です。
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《調査員のレベル》
現場の見えないご依頼者様にとって、一番不安に思うのは、「本当にしっかりとやってくれているのか?」と言う部分ではないかと思います。
各探偵社のhpには、「10年、20年とキャリアのあるベテラン調査員に調査を任せているので安心」の様な書き方をしているのを見かけますよね。
果たして本当なのか?
普通に考えれば、ほぼあり得ない気がします。
①20年以上も前に探偵になった方は、既に40歳以上です。代表自らからが現場に出ている、小さな探偵事務所であれば納得なのですが、会社規模でやっている探偵社であれば、それくらいのキャリアがあれば、現場を管理する立場や、下を育てる立場、要は中間管理職になっているか、ご自身が社長として経営の方をされていると考えるのが妥当です。
②探偵の仕事は不規則かつ流動的で、想像以上にキツイ仕事ですので、長く続く人が非常に少ない。なので、ベテランばかりと言いつつも、常に求人広告を出している所は明らかに矛盾しています。
③大きな探偵社や、元々別の分野から進出してきた探偵社なんかは、下請けをよく使います。これは仕事量の安定しない探偵業で、社員を大勢抱えてしまうと、会社の一般管理費が上がってしまい、経営上厳しくなるからで、下請けを沢山抱える事でリスクヘッジをするからです。下請けもピンキリですし、下請けの末端がどの程度のレベルかなんかは把握出来ていませんから、素人に毛の生えた様な調査員が現場に出ている事なんかは当たり前の様に起こります。
ですので、実際に判断出来るのは報告書を見てからとなるかもしれません。
報告書は追尾をしながら、経過写真や証拠写真を撮って行きますので、それなりのスキルが無ければ良い写真は撮れません。
ピンボケだったり、対象がどこに写っているか分からない様な写真、やけに傾いた写真、顔を正面から撮ったものが1枚も無い等、未熟な調査員の写真は一目で判断出来ます。
また、1、2度対象に振り向かれたくらいで、「警戒してるから追えない」とか、「警戒しているから追尾を回避した」なんて言い、失敗を警戒のせいにして報告するのもレベルの低い調査員によく見られます。
規模の大きな探偵社の場合、ご依頼者様の窓口はカウンセラーと言う名の営業スタッフだったりする場合が多いので、現場担当者が直接見えにくいとは思いますが、契約してしまう前にしっかりと確認する事をお勧めします。

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