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2024/10/24 横浜の探偵日記 〜2,248日目〜

昨日の研修で、弁護士さんへの質疑応答の時にどこかの探偵社の方が「不貞の証拠は複数回あった方がいいと教えられているが、実際はどうなのか?」という趣旨の質問をしていました。


これはよくご面談時にご相談者様からも聞かれる質問で、弊所に来る前に他社様でご面談経験のある方の殆どの方がそう思わされています。


私の答えはNO!


1人の不倫相手に対して短期間のうちに何度もラブホ等の不貞証拠を取る必要は無く、1回しっかり取れていれば十分。


探偵社の営業の人は大きな契約を取りたいが為に稼働日数をふやしたいだけで、複数回の証拠が慰謝料等で有利になる事は無いのです。


慰謝料等の増額に影響するのは「期間」で、例えば1年間の調査期間があって、その1年間の中で月に1回、合計12回の不貞証拠が取れていれば、それはプラスに作用します。要は長い期間ご依頼者様が精神的に苦しめられていた証拠になるからで、同じ12回の不貞証拠が1ヶ月の間に取れていても、「期間」は1ヶ月の出来事となりますので1回だろうが12回だろうが同じ事となります。


その理屈を歪めて伝えられてしまって、短期間の調査でも複数回必要と思わされてしまっていると言う事なのです。


ですので弊所でその様な質問を受けた場合は、「1回で大丈夫ですよ!」とお答えしているのですが、弁護士さんの回答もその様な回答をされていました。まぁご依頼者様が長期間でお考えであれば話は別ですが、そんな方は殆ど居ませんからね。


営業トークに惑わされない様気をつけてくださいw

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